MP7【裏切者】
日時:2022年11月04日~
セッションツール:ココフォリア
GM:もにゃ
[雑談] 湯浅 ココ@きりぅ : きりぅさんのきはききわけがいいの「き」
[雑談] GM@もにゃ : きりぅさんカインくんを知りすぎてるので話が爆速
[メイン] GM@もにゃ : では登場どうぞ!
[メイン] 弓納持清和@マジク : 1d10 (1D10) > 3
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 1d10 (1D10) > 5
[メイン] system : [ 弓納持清和@マジク ] 侵蝕率 : 65 → 68
[メイン] system : [ 湯浅 ココ@きりぅ ] 侵蝕率 : 85 → 90
[メイン] GM@もにゃ : 休日のため、グラウンドにも人はほとんどおらず、遠くのほうから部活に勤しむ生徒の声が聞こえる程度です。
[雑談] みずのお@見学 : 確かに進行度早くない!?とは思ってた
[メイン] カイン・マイルズ : カインはエフェクトで簡単に鍵を開けてしまうと、大きく深呼吸してあなたを振り返りました。
[メイン] カイン・マイルズ : 燃えるような夕陽が、肌も髪も色素の薄い彼を、透かすように明るく照らします。
[雑談] 弓納持清和@マジク : そうなんですねー!
[メイン] カイン・マイルズ : 「ねえ、湯浅さん。今から大事な話をしてもいい?」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「は、はい」
[メイン] カイン・マイルズ : 「湯浅さんは頭のいいひとだからさ……本当は、気づいてるんだよね」
[メイン] カイン・マイルズ : 「僕が本当はなんで、今日湯浅さんと会いに来たか」
[メイン] カイン・マイルズ : 「……隠さなくてもいいよ、僕ももう知ってるから」
[メイン] カイン・マイルズ : 「この世界が、ずいぶん前から君に嘘をつき続けて来たんだってこと」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「…………」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「まあ、そうなりますねえ」
[メイン] カイン・マイルズ : 「逆に聞いてもいい?どうしてわかってて、僕に会いに来てくれたの?」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「そりゃ、私の仕事はお話することだから」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「一番得意な土俵で戦うのは基本でしょ」
[メイン] カイン・マイルズ : 「なるほど、湯浅さんは僕と戦いに来たんだ」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「いやいや、そうなるかどうかは話し合いの結果次第」
[メイン] カイン・マイルズ : 「ふうん……それはどういう意味なんだろう」
[メイン] カイン・マイルズ : 「湯浅さんが望む答えが出せなければ、その場で決裂?それとも──」
[メイン] カイン・マイルズ : カインは数歩、ココに近づきます
[メイン] カイン・マイルズ : 「……僕にもチャンスはあるのかな」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「私が望む答えを出せるかどうかじゃないよ。私としては、カイン君がなにをしたいのか、そのために何を必要としてるのかを知りたい」
[メイン] カイン・マイルズ : 「そっか。じゃ、僕の考えを話そう」
[メイン] カイン・マイルズ : 「僕のことも、コウのことも、もう調べたよね?僕らがこの世界……FHとUGNについて何を思っているのかも」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「……FHへの復讐、だっけ」
[メイン] カイン・マイルズ : 「そう」
[メイン] カイン・マイルズ : 「君も僕も、オーヴァードはずっと裏切られてきたんだ。超人──まるでこの世界のヒーローだっていうみたいに、嘘をつかれてた」
[メイン] カイン・マイルズ : 「でも、現実はこれだ。ジャーム化。人体実験。裏切りにまみれた世界が真実なんだよ。僕は、それが許せないんだ」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「…………」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 黙って聞いてる
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「許せないカインくんは、どうしたいの?」
[メイン] カイン・マイルズ : 「今はFHが世界を支配しているからね。ひとまずそれを終わらせたいと思ってる」
[メイン] カイン・マイルズ : 「具体的には……プロジェクトアダムカドモンを終わらせることから、かな」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「なるほどね」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「召喚式と、召喚適正保有者は、カイン君の望みをかなえられそう?」
[メイン] カイン・マイルズ : 「……うん。充分にその力はありそうだよ、湯浅さん」目を細めて微笑みます
[雑談] 弓納持清和@マジク : ちょっとメタ視点でいくと、カイン君らとぶつからなくてはいけない要素はないんですよね
[雑談] 湯浅 ココ@きりぅ : そうなんですよ
[雑談] 弓納持清和@マジク : しかしこれはもにゃGMのシナリオ。ゴクリ……
[雑談] GM@もにゃ : そうですね、PC①の気持ち次第です
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「もともと召喚式も召喚適正保有者も、UGN由来の技術らしいけど、UGNに協力してもらうってのはナシなの?」
[メイン] カイン・マイルズ : 「湯浅さんは、UGNを信頼しているんだね」
[メイン] カイン・マイルズ : 「UGNでもFHでも同じことだ。大人は優しい顔をして近寄ってきて、僕らを利用するだけして、要らなくなったら捨ててしまう」
[雑談] みずのお@見学 : また気になる展開になってきましたな…
[雑談] 弓納持清和@マジク : 他の色彩卓のログを読むのも楽しみだなーーー
[メイン] カイン・マイルズ : 「FHが、プロジェクト・アダムカドモンで何も知らない子供たちを犠牲にしているように──UGNが、そうでないとなぜ言い切れるんだい?」
[メイン] カイン・マイルズ : 「君も、格好の実験材料だろう?……【マスター】湯浅ココ」
[雑談] みずのお@見学 : なんと全部毛色が違うんですよマジクさん…
[メイン] カイン・マイルズ : 「一発逆転の目、両刃の刃だと、君は言われなかった?」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「さあね……少なくともまだ、そんな扱いは受けてないかな」
[雑談] 弓納持清和@マジク : うっひょーーーー楽しみだぜーーーー
[メイン] カイン・マイルズ : 「プロジェクト・アダムカドモンのために僕を迎えに来たFHの大人も、優しかったよ。最初の数日はね?」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「大人がいるからダメ、ってこと?」
[メイン] カイン・マイルズ : 「不信感はどうしてもあるよ。こればかりは」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「そうかもね、それはカインくんの体験だから、私にはどうこう言えないかもね」
[メイン] カイン・マイルズ : 「そもそも、レネゲイドが世界に拡散してまだ20年ほどだ。いわゆる大人という人たちは、今までレネゲイドで利権を獲得してきた人たちばかりだからね」
[メイン] カイン・マイルズ : 「……変えられるとしたら、10代の子供が妥当、というのもある」
[メイン] カイン・マイルズ : 「オーヴァードなら、能力不足なんて吹き飛ばすし」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「あーなるほど。革命をおこすなら、割を喰らってる少年少女を中心に、ってことか」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「それは妥当かもしれん。やっぱ頭いいね、カイン君」
[メイン] カイン・マイルズ : 「うん。だから、湯浅さん。僕らと一緒に来ない?」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : ちょっと黙ってほっぺを掻きます
[雑談] GM@もにゃ : どうする!?
[雑談] GM@もにゃ : 今タクシー待ってる人みたいになってるGM
[雑談] GM@もにゃ : DOする!?GOする
[雑談] GM@もにゃ : GOする?
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「結論から申し上げると」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「やめときます」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「あ、勘違いしないでね、今回は遠慮しますって意味だから」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「カイン君の話は正直興味深いよ。目の付け所もいいなって思った。カインくんの気持ちも、なんとなくだけど理解する」
[雑談] みずのお@見学 : GOする???
[雑談] みずのお@見学 : ウオオオオオオオ!!!!!!
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「でも、まだそれはリアルにはなりそうにない」
[メイン] カイン・マイルズ : 「なるほど、じゃあ参考までに、湯浅さんの気になったところが知りたいな」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「カインくん、私のこと仲間にしたいんだよね。これから世界を変えるとんでもなく大きな計画に組み込むつもりなんだよね」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「私だけじゃない、ユミナのこともだ」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「でもさ、カインくんは私のことも、ユミナのこともきっと信用しないよ」
[メイン] カイン・マイルズ : 目を細めて黙って聞いています
[メイン] カイン・マイルズ : 「どうしてそう思うのかな」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「私もユミナも、たぶんカインくんと意見が違うから」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「私はさんざん大人のお世話になってきたし、信用してるからね。それは単に運が良かっただけなのかもしれないけど」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「私が仲間になっても、私が使う力は大人の力だよ。大人とつながって仕事してきた私を、カイン君は信用できる?」
[メイン] カイン・マイルズ : 「……なるほどね、確かにそうだ」
[メイン] カイン・マイルズ : 「湯浅さんにとって、信用とか信頼とかは本当に大事なんだね」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「それはまあね……」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「交渉は、信頼関係あってのものだから」
[メイン] カイン・マイルズ : 「…………そっか、残念」
[メイン] カイン・マイルズ : カインはそういうと、寂しげに微笑みました
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「あとさ」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「これは打算とか関係なく私の感情的な話なんだけど……」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「ガラにもなく、この力を救うために使いたいって思っちゃったんだよね」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「だから復讐ってのはパスかな」
[メイン] カイン・マイルズ : 「救うため、か」
[メイン] カイン・マイルズ : 「確かに、君の力はすごい力だ。オーヴァードというだけで、他の人よりも強いのは言うまでもない」
[メイン] カイン・マイルズ : 「【マスター】はそれだけで希少な才能だ。難点は、未だにその適性保有者の条件がはっきりしないことだけ……でも、仮に【サーヴァント】が退去したとしても、その才能が消えるわけじゃない」
[メイン] カイン・マイルズ : 「君に縁を持つ異世界のオーヴァードは、君がいる限り、何度でも呼び出せる」
[メイン] カイン・マイルズ : 「この意味がわかるかい? ……この世界を変え得る力を、君は持ってる」
[メイン] カイン・マイルズ : 「だから、君に近づいた……それは認めるよ」
[メイン] カイン・マイルズ : 「君と仲良くなりたかった。君の力が借りたかった、という下心も認めるけど、それも本当だ」
[メイン] カイン・マイルズ : 「……僕は、嘘はつきたくない」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「うん、いいことだ」
[メイン] カイン・マイルズ : カインは寂しそうに微笑んで、歩を進めます
[メイン] カイン・マイルズ : そしてそっとそのままココの髪に触れ、目を伏せます
[メイン] カイン・マイルズ : 「残念だ。出来れば君とは友達のまま、ここを去りたかった」
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「…………今からでも間に合うと思うけど、どう?」
[メイン] カイン・マイルズ : 「湯浅さん、本当に優しいね。その力を救うために使う、だなんていうだけのことはある」
[メイン] カイン・マイルズ : 「本当に……この世界にはもったいない──」
[メイン] カイン・マイルズ : カインはそのまま、あなたの背にある金網にあなたを押し付けるように手に力を込めます
[メイン] カイン・マイルズ : 「……せっかく警告したのに。『危ないことはしちゃだめだよ』って」
[メイン] カイン・マイルズ : あなたの背中で、金網が悲鳴のような軋みを響かせます
[メイン] 湯浅 ココ@きりぅ : 「ちょ、ちょちょちょ、まじか!」
[メイン] カイン・マイルズ : そしてそれが、バキン、という致命的な音をさせるまでに、そう時間はかかりませんでした。
[メイン] カイン・マイルズ : あなたの背中の金網は、カインのオーヴァードとしての力によって、あっけなくくだけ、あなたは
[メイン] カイン・マイルズ : 屋上から、真っ逆さまに落ちていくことになります
[メイン] カイン・マイルズ : 「……『オーヴァードって言っても、全能じゃないんだから』」