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MP7【裏切者】

日時:2022年10月12日~
セッションツール:ココフォリア
GM:もにゃ

[雑談] GM@もにゃ : うおおおお

[雑談] GM@もにゃ : お疲れ様です!!!

[雑談] 長月陽@みずのお : お疲れ様です~

[雑談] GM@もにゃ : 遅れて申し訳ない!待っててくれてありがとう~!

[雑談] 長月陽@みずのお : 全然よくってよ!

[雑談] GM@もにゃ : 今日はクライマックスからだね

[雑談] 長月陽@みずのお : 準備運動して待ってますね!

[雑談] GM@もにゃ : うっすうっす!

[雑談] 神崎 唯笑@煌 : お疲れさまです~~~!!

[雑談] GM@もにゃ : お疲れ様です!!!!お待たせいたしました!

[雑談] 長月陽@みずのお : あい!

[メイン] GM@もにゃ : ではお待たせしました!準備出来たら始めていきましょう。

[メイン] GM@もにゃ : 待ってねヘッドフォンが

[雑談] 神崎 唯笑@煌 : GMお疲れ様です!GMも飲み物とか用意してくださいね

[メイン] GM@もにゃ : では、唯笑さん単独のシーンです。登場どうぞ!

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 1d10 (1D10) > 1

[メイン] system : [ 神崎 唯笑@煌 ] 侵蝕率 : 78 → 79

[雑談] 長月陽@みずのお : エコ~~

[メイン] GM@もにゃ : あなたはカインに誘われ、そのまま学校の屋上へやってきました。

[メイン] GM@もにゃ : 休日のため、グラウンドにも人はほとんどおらず、遠くのほうから部活に勤しむ生徒の声が聞こえる程度です。

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「……景色がいいところって、ここなの?」

[メイン] カイン・マイルズ : 「そうだよ?もっと雰囲気のあるところがよかった?」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「いいえ?貴方が雰囲気を出していたから、ちょっと意外な場所だな、と思っただけ」

[メイン] カイン・マイルズ : 「じゃあ……それはまた、次の機会があれば行こうか」

[メイン] GM@もにゃ : カインは薄く微笑みました。燃えるような夕陽が、肌も髪も色素の薄い彼を、透かすように明るく照らします。

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「……マイルズくん。それで、私の話を聞いてくれるのかしら?」

[メイン] カイン・マイルズ : 「うん。もちろん。聞かせてよ」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「単刀直入に言えば、私は今とあるオーヴァードに命を狙われているの」

[メイン] カイン・マイルズ : 「それは大変だね。大人の人に相談した?」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「【降魔の爪】っていう、FHにもUGNにも所属していないオーヴァードでね。助けてくれた人がいたんだけど、その人と一緒に今行動していて」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「大人の人に相談して、今家には帰らないようにしてるの。だから、マイルズくんもしばらくは私に近づかない方がいいわ」

[メイン] カイン・マイルズ : 「……なるほど。神崎さんのおかれてる状況はわかったよ」

[メイン] カイン・マイルズ : 「でも、それなら「助けて」って言ってもいいんだよ?」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「…………そう、ね。最近も言われたわ。その助けてくれた人に」

[メイン] カイン・マイルズ : 「神崎さんは優秀な人だけど、まだ高校生なんだから。オーヴァードだから大丈夫だっていうなら、僕だってそうだしね」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「うーん……そうね。これは……私の目標に関係していることでもあるかもしれないわ」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「……私は、人を助けたい。だから、助けられるということをあまり考えていないのかも……」

[メイン] カイン・マイルズ : 「助けたい、か……」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「うん。……マイルズくんは、大事な人はいる?」

[メイン] カイン・マイルズ : では、カインは初めて虚をつかれたような顔をします

[メイン] カイン・マイルズ : 「……うん、そりゃあね」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「そう。……私はね。母が大好きだったの」

[メイン] カイン・マイルズ : 「…………」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「その母が、私と一緒に事故に遭って。目の前で冷たくなっていって、自分だけこんな力に目覚めて助かってしまって。本当は、こんな力なんて好きじゃないの」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「でも、その母が。最期に、人を助けてあげて、と言ったの。……大事な人の遺言なら、それを守っていきたいでしょ?」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「だから、困っている人が居るなら助けたい。それが、あの時助かった私の、やるべきことだと思うから。……母さんに、嫌われたくはないしね」

[メイン] カイン・マイルズ : 「……そっか。悲しいことがあったのに、頑張って来たんだね」

[メイン] カイン・マイルズ : 「逆にさ。……理不尽だなあ、と思うことってなかったの?」

[メイン] カイン・マイルズ : 「自分だけレネゲイドに選ばれたこととか。選ばれたから重荷を負わされることとかに」

[メイン] カイン・マイルズ : 「……こんな世界のせいでって、思ったりしないの?神崎さんは」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「……うーん……最初は、確かにあったかもしれない。こんな世界、とか思ったし、オーヴァードに目覚めた時の父の対応とかも、結構嫌だな、とは思ったわ」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「でも、それで世界を憎んだら……きっと、母さんが悲しむから」

[メイン] カイン・マイルズ : 「でも、もうお母さんはいないんだよ」

[メイン] カイン・マイルズ : 「君が苦しんでても……どれだけ頑張っても、助けてくれるわけじゃない……」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「……いないからこそ、よ。それに、母さんの遺志がなかったら……きっと、私は今こうして立っていられなかった。今もなお、母さんは私を助けてくれているわ」

[メイン] カイン・マイルズ : 「【降魔の爪】に襲われたときは?……誰も助けてくれなかっただろう?」

[メイン] カイン・マイルズ : 「いや……今の君にはもういるか。とっておきの騎士がね」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「……何を、いえ、どうして……?」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「マイルズくん、貴方は……」

[メイン] カイン・マイルズ : 「……僕もね、もう知ってるんだ、神崎さん」

[メイン] カイン・マイルズ : 「この世界が、ずいぶん前から僕らに嘘をつき続けて来たんだってこと」

[メイン] カイン・マイルズ : 「オーヴァードはヒーローなんかじゃないし、ただの時限爆弾付きの化け物だってことも」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「知っている……!?なら、貴方は……UGN、じゃないわよね。FHでもない……」

[メイン] カイン・マイルズ : 「うん。どっちでもないよ。どっちにもつく気はないしね」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「【降魔の爪】と、同じ……まさか……」

[メイン] カイン・マイルズ : 「そういう口ぶりは、神崎さんはUGNに行っちゃったのかな」

[メイン] カイン・マイルズ : 「そうだよ、ご名答。僕はカイン・マイルズ……この世界に対する【復讐の刃】だ」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「……っ!」とっさに携帯を取り出そうとしますが……

[メイン] カイン・マイルズ : 「ねえ、神崎さん。今からでもいいよ。助けてって言ってごらん」

[雑談] 長月陽@みずのお : この世界に対する【復讐の刃】って文言が良過ぎる

[メイン] カイン・マイルズ : 「……そうしたら、君と君の大切なものに地獄を見せた世界に、復讐するチャンスをあげる」

[メイン] カイン・マイルズ : 「だから、僕らと一緒に行こう」

[メイン] カイン・マイルズ : 「その力を、この世界を支配したいだけの、くだらない大人のために使うんじゃない。……こんな裏切りに満ちた世界そのものを壊してしまうために、使うんだ」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「……何を言っているの!?貴方たちと、一緒に……!?」

[メイン] カイン・マイルズ : 「UGNもFHも、信用ならないと思わない?」

[メイン] カイン・マイルズ : 「組織としての力は強いけど、それに対抗しうる力を君は持ってるだろう?」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「……そうね、それはそうだわ」

[メイン] カイン・マイルズ : 「UGNでもFHでも同じことだ。大人は優しい顔をして近寄ってきて、僕らを利用するだけして、要らなくなったら捨ててしまう」

[メイン] カイン・マイルズ : 「──UGNが、そうでないとなぜ言い切れるんだい? 【マスター】神崎唯笑」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「っ……」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「そうね。この世界は、残酷だわ」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「FHもそうだし、UGNもまだ全面の信頼を置くとはいえない」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「……でもね、マイルズくん。私は、貴方には助けは求めないわ」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「だって、助けてくれる人が、もういるもの」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : といって、携帯からあやめちゃんにLINEで密かに打っていた文章を送ります

[メイン] カイン・マイルズ : 「……そっか。残念」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「私も、残念だわ。マイルズくんとの学校生活、結構楽しかったのよ?」

[メイン] カイン・マイルズ : カインは寂しそうに微笑んで、歩を進めます

[メイン] カイン・マイルズ : そしてそっとそのまま唯笑さんの髪に触れ、目を伏せます

[メイン] カイン・マイルズ : 「僕もだよ。……出来れば君とは友達のまま、ここを去りたかった」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「……そうね。私もそう思うわ。こんなこと、マイルズくんにしかまだ話したことないし」

[メイン] カイン・マイルズ : 「神崎さんは本当に優しいね。こんな世界にはもったいない──」

[メイン] カイン・マイルズ : カインはそのまま、あなたの背にある金網にあなたを押し付けるように手に力を込めます

[メイン] カイン・マイルズ : 「……せっかく警告したのに。『危ないことはしちゃだめだよ』って」

[メイン] カイン・マイルズ : あなたの背中で、金網が悲鳴のような軋みを響かせます

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「ぐっ……!?」

[メイン] カイン・マイルズ : そしてそれが、バキン、という致命的な音をさせるまでに、そう時間はかかりませんでした。

[メイン] カイン・マイルズ : あなたの背中の金網は、カインのオーヴァードとしての力によって、あっけなくくだけ、あなたは

[メイン] カイン・マイルズ : 屋上から、真っ逆さまに落ちていくことになります

[メイン] カイン・マイルズ : 「……『オーヴァードって言っても、全能じゃないんだから』」

[メイン] 神崎 唯笑@煌 : 「あ……」

[メイン] GM@もにゃ : ここでシーンを閉じます!

[メイン] GM@もにゃ : 次は直後からクライマックスシーンとなります

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