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マスターシーン【花園の確執】

日時:2018年11月18日~12月2日
セッションツール:どどんとふ
GM:もにゃ

GM:では、ミドルフェイズ最初のシーンはマスターシーンです
GM:マスターシーンを流しますね。このシーンはPC登場なしのシーンです。小説だと思ってまったりご覧ください。
GM:ライブ直前の舞台袖。出番を待つ四人の少女は、緊張を感じさせる面持ちだった。そこに、一人の少女が、バタバタと足音を響かせて走って来る。
スズノ:「すみません!スズノ、遅れましたぁ!」
GM:遅れてきた少女を見て、三人がほっとしたように破顔する。しかし、リーダーらしい背の高い少女はスズノと名乗った少女を一瞥しただけで、冷たく言った。
アオイ:「早く準備して」
スズノ:「わ、わかってます!」
GM:五人はやっと、自分の立ち位置につく。やがて、ステージの方から音楽が流れ出した。五人が次々とステージに飛び出していく。ステージは、すでに観客と歓声でいっぱいだった。
GM:スズノは思う。先ほどの観客はちゃんと席を見つけられただろうか? いや、あそこまで行けば見つけるのはきっと難しくない。きっと大丈夫だ。今日のライブを楽しんでくれるといいのだが。
GM:……本当は、ちゃんと座席まで案内してあげたかったが、そうしていたら本番に遅れていただろう。そうなったら、隣に立つ背の高い少女――アオイに、何を言われるかわからない。
GM:スズノはこっそりと、アオイの横顔を盗み見る。彼女は今日も涼しい顔をして、じっと観客たちを見つめていた。
GM:しかしスズノの視線には気付いているようで、視線は動かさないまま、スズノに話しかけてきた。
アオイ:「何。またさっきの話を蒸し返すつもり?」
スズノ:「! そ、そんなんじゃありません。でも、私は絶対認めませんから!」
アオイ:「そう。別にあなたに認めてもらわなくても、構わない」
アオイ:「始まるわ。……歌い出し、あなたからよ」
GM:最初の曲が始まった。もうすぐマイクが入る。だから、スズノはもう言い返せなかった。

GM:マスターシーンはここまでです。ありがとうございました!

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