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DX3rd~Judgement~感想 byきりぅ

こんにちは、きりぅです。
まずは、DX3rd「Judgement」お疲れさまでした!!
GMも、PLの皆さんも全力で楽しみ、楽しませた素晴らしい卓でした。これは伝説になる……。
感想はつづきから。ネタバレを含みますので、これからシナリオを遊ぶ予定のある方はご注意ください。
















今回はPC③で参加させていただきました。
使用キャラはエグザイルのピュアブロード・エレノアです。
作ったのはちょっと前で、焼き鳥さんの模擬戦にもちらっと出てました。
めっちゃ余談ですが、今回出演したのはその模擬戦より前の時間軸のエレノアのつもりです。

まず今回の卓全体について。
タイトルにもある通り「裁き」が物語の中心でしたね。
UGNのジャーム認定部門に突然素人のPC①が呼び出され「檻の中の人物はオーヴァードかジャームか?」を尋問と情報収集から判断するというびっくりな内容です。
いやいやいや、そんなん専門家じゃないんだからわからんて!!!と叫びながら運命に巻き込まれ、最終的にはどうしてそんなことをジャーム認定部門がしたのか?という真相にも迫れるボリューム。
さすがもにゃGMです。なりへいさんも感想で言ってましたけど、まさかそこまで遊べるとは思っていなかった。
なぜPC①が呼ばれたのか……そのの真相が気になる人は課金よろしくお願いします!!!!!!!!とかじゃなかった。
なんてすばらしいゲームなんだ。最後まで無料でした。

PC①クリフくんについて
今回の主人公です。卓でご一緒したことは実はなかったんですが君傍卓からのファンです。
とにかくヒロイックでかっこいいんですよね。きりぅヒーロー好き。
これもPLのなりへいさんがおっしゃってましたけど、霧谷さん、幼馴染ちゃんの結末を知っていてクリフくんにジャーム化認定組織へ行けって言うのあまりに酷でしょ!!と思いました。
でも私がGMでもクリフ君を主人公にするだろうなって思ってました()
それに霧谷さんって基本的にエージェントに無茶ぶりするイメージもありますけど、ほんとにメンタル的にヤバそうだなって人はむしろ、その現場から遠ざけようとするタイプの人なんですよね。
その霧谷さんがクリフくんを推すのであれば、それはきっとクリフくんならできると、あるいはクリフくんにはそれが必要だと判断したからかもな、とか、面倒くさい霧谷のヲタクは考えておりました。
自分のトラウマと向き合う少年ほど心を揺さぶられるものものある?いや、ない(反語
尋問については彼らしい体当たりな尋問が好印象でしたね。
檻の中に入ってる人としては騙されたり勘違いされたりを少なからず経験しているので、まっすぐ向き合ってくれるクリフくんが乾いた心に沁みてあったかくなりました。
最終決戦で、さっき会ったばかりのみんながまとまれたのは、クリフくんに信じてもらったって言う共通点があったからだと思います。
信じてるものが同じなら、素性がわからなくても一緒に戦えるんですね、泣くわこんなん。

PC②千尋さんについて
かっこよかったですね!!!!いや失礼しました。
でも私ダブルクロスのこういうキャラ好きなんですって。ありがとうございます、PLのみずのおさん。
最初っからすごい厳しそうな空気持ってるキャラだなあと思っていたんですが、全体的に「実はこの人クリフくんの心配しかしてなくない?」と思ったので、きりぅ的には願望も含め「実は良い人」路線での推理がはかどっておりました。
自分が牢屋に入れられてるのにクリフ君の心配してくれるなんてめっちゃ良い人だ(フィルターON)
途中から【遺産】という単語も出てきて、喋れないのはこの【遺産】の所為かなと思っていました。
実際のところは【遺産】は千尋さんの非ジャームを保証してくれる存在でしたね。でも何者かに陥れられて檻にいるのに、それを正直に話していいのかっていう葛藤もあったと……。
そんな千尋さんが最終決戦で【遺産】を見せてくれたのはすごく熱かったですね。
マントめっちゃ好きです(告白)

PC④皆森くんについて
一番尋問にてこずった印象がありました。
私のキャラも釈放されたあとだったので役に立つぞー!!と思っていたのにこのザマだよ!!
いきなり檻をがしゃーんってしたのもインパクトありましたが、自分の無実を疑っていないまっすぐな様子が印象的でしたね。
ただ、むやみに自分が無実だというだけじゃなくて、事情はできるだけ細かく話してくれましたし、問題の中心にこれまた【遺産】があって、そいつの性質も厄介でしたね。
物的証拠も状況証拠も残ってないとなると、あとは本当に主張を信じるか否かにすべてが掛かってしまうのがなかなかにリスキーでした。
なぜって、ダブルクロスって衝動が深くかかわってくるゲームなんですけど、これって感情が増幅されるとか、理性が失われるってことじゃないんですよね。
ダブルクロスの暴走あるいはジャーム化っていうのは、この衝動に飲み込まれ、それを満たすためならなんでもやるって状態なわけですよ。
衝動を満たすことができるなら、そのためにはいくらでもしおらしく振る舞うし、冷静な謀略を巡らせることができる。たとえ何百年越しにでも計画を遂行できる。そういうのがジャームなんです。
一方で、それを見分ける側は失敗が許されない。それを世間から隠蔽したいUGNはなおさらです。
皆森さんがどれだけしおらしく振る舞っていても疑念が拭えない、と思ったのはその世界観の関係もありました。
それゆえに、信じるという決断を下したクリフくんは無謀でもあるし、また正しく己の良心と向き合えるキャラだなあって思いました。

PC⑤雪代さんについて
かわいかったですね、そしてヒロインでした。
なんで檻に入ってるんだ……?最初からずっと思ってました。
喋り方もおしとやかだし、罪認めてるし……それにしても能力の暴走ってそりゃもう不可抗力でしょ!!!
と、きりぅは内心「無罪!無罪!!」って言ってたんですが、まあそこは、RCもオーヴァードとして大事な部分だということで、こんな感じで能力を暴走させて拘束されるUGNのオーヴァードとかも多いんだろうなって思ったりもしました。
皆森さんのときもそうでしたが、しっかりした証拠が残っていないのが痛かったですね。
その上で、ジャームかどうかの判断って本当に難しい。
一番最初に開放されたということで、ミドルで女同士仲良くしてくれたりすごい楽しかったです。
EDの雪解けのシーンは涙なしには見れないでしょあんなん。この卓を締めくくるにふさわしい大団円でした。

エレノアについて
自分のPCです。PC③でした。Twitterにも書いたんですが、コンセプトは「ジャームではないが犯罪者ではある」。
あとハンドアウトに「陥れられた」という単語があるので、そこを拾おうと思ってキャラづくりしました。

エレノアはもともと全く違うなまえ、まったく違う姿の女性として生まれました。
しかし、色々あって今は本当の名前も顔も思い出せません。
今取っている姿や名前は、記憶を失うきっかけを作ったジャームのものです。
つまり、確かに「エレノアという名前のジャームは実在する」というのが肝でした。

「エレノア」は普通の少女の振りをしてエレノアに近づき、幼馴染として数年を過ごしています。
「エレノア」はとにかく他人の幸せを壊すのが大好きで自分以外愛せない女、というイメージではあります。
なので、エレノアの日常は最も壊されたくない瞬間……たぶん誕生日とかですかね。に「エレノア」によって破壊されました。

「エレノア」もまたエグザイルのピュアブリードで、他人の細胞に干渉する能力に長けたジャームでした。
エレノア自身もブレインハックとか異世界の因子とか、他者の細胞を操作したり細胞から情報を読み取ったりする能力を持ってますしね。
そんなこんなで、エレノアとエレノアの家族は「エレノア」によって細胞からすべての記憶を消去され、顔も名前も文字通り「思い出せなく」されました。
エレノアが自分の形を保てたのは、そのショックでエグザイルシンドロームに覚醒したからです。
憎悪の衝動によって「エレノア」の外見と能力を強く記憶したエレノアは、本能的に肉体を「エレノア」の形へ再生し、一矢報いて撤退させています。
仇の姿を取っているのは、単に「生きた人相書き」として活動するためだけではなく、自分の顔も名前も思い出せないので取りようがないからですね。
エレノアはスパイ活動のためにいろんな人に化けますが、デフォルトの姿はこのピンク髪のお姉さんの顔をしています。
いつかジャッジメントメンバーで「エレノア」ぶん殴りに行きたいですね(妄想

正直、エレノアは犯罪者として裁かれるのは承知の上です。
ただ、「エレノア」を放置したまま牢屋に入れられるわけにはいかないというスタンスではありました。
クリフくんのことをやや脅すようなことを言ってでも「ここから出たい」を貫いたのはそのせいです。
そんなエレノアにも真正面からぶつかってきてくれて、手錠付きででも釈放してくれたクリフくん本当にありがとう。
正直、なにもなしに釈放されるよりよかったんじゃないかな、手錠付き。
この卓がなかったら、きっとクリフくんとエレノアの道が交差することはなかったと思います。なんなら敵として会う確率のほうが高そう。
とても運命を感じましたね。これからもよろしくお願いします。
最終的には霧谷さんもすごく寛容な措置を取っていただけたので、今後は少し丸くなりつつ、窓ふきのお仕事頑張ります。

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