マスターシーン【花園の確執】
日時:2017年10月20日~11月5日
セッションツール: どどんとふ
GM:もにゃ
GM:さて、ではここでPLさんたちはいったん休憩。マスターシーンを挟みますね。
瑞希:はーい
GM:マスターシーンはGMのみのシーン。小説だと思って読んでてください。
八尋:アヤメーーーー
遼子:お兄ちゃん早速叫んでるじゃねぇか!
八尋:ガチオタの偽装をしないと!!
夜美:お兄ちゃんほんまかわいい
GM:時間は夜美さんのシーンと同じくらい。場所はライブ会場の舞台袖です。
GM:ライブ直前の舞台袖。出番を待つ四人の少女は、緊張を感じさせる面持ちだった。そこに、一人の少女が、バタバタと足音を響かせて走って来る。
派手な衣装の少女(以下スズノ)「すみません!スズノ、遅れましたぁ!」
GM:遅れてきた少女を見て、三人がほっとしたように破顔する。しかし、リーダーらしい背の高い少女はスズノと名乗った少女を一瞥しただけで、冷たく言った。
アオイ:「早く準備して」
スズノ:「わ、わかってます!」
GM:五人はやっと、自分の立ち位置につく。やがて、ステージの方から音楽が流れ出した。五人が次々とステージに飛び出していく。ステージは、すでに観客と歓声でいっぱいだった。
GM:スズノは思う。先ほどの観客はちゃんと席を見つけられただろうか?いや、あそこまで行けば見つけるのはきっと難しくない。きっと大丈夫だ。今日のライブを楽しんでくれるといいのだが。
GM:……本当は、ちゃんと座席まで案内してあげたかったが、そうしていたら本番に遅れていただろう。そうなったら、隣に立つ背の高い少女――アオイに、何を言われるかわからない。
GM:スズノはこっそりと、アオイの横顔を盗み見る。彼女は今日も涼しい顔をして、じっと観客たちを見つめていた。
GM:しかしスズノの視線には気付いているようで、視線は動かさないまま、スズノに話しかけてきた。
アオイ:「何。またさっきの話を蒸し返すつもり?」
スズノ:「! そ、そんなんじゃありません。でも、私は絶対認めませんから!」
アオイ:「そう。別にあなたに認めてもらわなくても、構わない。それよりも始まるわ。……歌い出し、あなたからよ」
GM:最初の曲が始まった。もうすぐマイクが入る。だから、スズノはもう言い返せなかった。
GM:そういうわけで、マスターシーンは終了です!次からミドルフェイズに入りましょう!