MP3【女王】
日時:2017年10月20日~11月5日
セッションツール: どどんとふ
GM:もにゃ
GM:では次のシーンです。ほとんどの観客を避難させ終わり、気が付くと歌は止まっていました。
GM:PC1、八尋さんがシーンプレイヤー。残りは任意で登場可です。
夜美:もちろん登場
遼子:出るかー
GM:奏太も登場しますね
瑞希:さすがに重要なシーンだろうし出る
GM:では全員登場ですね
遼子:3人が既に80越えに……
GM:周りは倒れた人を運んでいる人や、混乱して泣いている人、慰められている人、R担の人の声など、まだざわついています
GM:ただ、混乱という意味では収まりつつあるようです。観客もほぼ避難し終えていて、周りはUGN関係者ばっかり
奏太:「なんとかなったみたいだね。いや、みんな優秀なエージェントでよかった」
GM:奏太もほっとした様子です
八尋:「ありがとう、助かりました」
瑞希:「無事に済んで、よかったです」
夜美:「とりあえず状況は落ち着いたとはいえ、被害状況と、肝心の首謀者についての情報が不足しているわね」
夜美:Floweryは間違いなく覚醒しちゃってるだろうし
八尋:「先ほどは伝えそびれましたが」と前置きして
八尋:「私だけに聞こえるように、女性の声が聞こえたんです。なるべく多く観客を逃がしてくれと」
八尋:「あとは……みんなが逃げ切るまでは、歌い続ける、とも言っていました」
夜美:「あなたにだけ?」とまゆを顰めます。
八尋:「皆さんには聴こえていないようでしたね」
遼子:「えっ、まじ?それってもしかしてアオイって子?」
瑞希:「『音域の女王』から……?」
奏太:「……彼女なら可能でしょうね。彼女もハヌマーンですから」
瑞希:奏太の言葉にうなずきます
八尋:「アオイさんはオーヴァードでしたか」
夜美:「でしょうね。先ほどのパンデミックで目覚めたなら、そんなにすぐ力の使い方をマスターできるはずがないもの」
遼子:「つまり元FHの『音域の女王』は、あのアオイで間違いない。と」
夜美:そのアオイが観客を逃がせ……と
八尋:「ライブを続けるという強い意志を感じました。彼女らから話をきくことはできませんか」と椿さんに振ります
GM:では、応答まで少し間があきます
椿:「……一考の価値はあるけど。しかしそれは後だ」
椿:「逃げ遅れた観客がいるわ。場所は八尋の座席の付近……数は一人。すぐに救出に向かって」
瑞希:まだどこに犯人いるか分からない状況だし、いつ何が来るか分からない
夜美:「なんですって!?」
八尋:「了解、急いで向かいます」
八尋:ライブ前に会った少女の顔がチラつき、まさかと思いつつも向かいます
遼子:「……逃げ遅れた?」
瑞希:「この状況で逃げ遅れですか」
遼子:「……夜美ちゃん、さっきのってオーヴァードじゃない人になら百発百中よね?」 EEの事のようです
夜美:「どうかしら。私のフェロモンを嗅いだ人間なら操作はできる
夜美:「でも、しょせんはフェロモンよ。範囲と距離によって影響は変わるわ」
夜美:「不可能を可能と言い切る無責任は私にはない。その逃げ遅れが私のフェロモンをたまたまかがなかった可能性は否定できないわ」
遼子:「んー、どうにも胡散臭い感じだけど、行かない訳にはいかないわね…」
椿:「【無音の奏者】は残りなさい。監視付きの身分で、これ以上の勝手は許すことは出来ないわ」
奏太:「……というわけらしい。ごめん、また後で会おう。健闘を祈ってる」
夜美:「安心なさい。即席ながらになかなかいいチームよ。これは」
遼子:「致し方ないところね…件の彼女に会えるといいわね」
GM:では、以降奏太が離脱します。八尋さんがいた座席付近まで全員で移動、でいいですかね?
夜美:おk
遼子:おk
瑞希:ですねー
八尋:おkです
GM:はい。では全員で移動し、イサリさんのいた座席の辺りまでやってきました。座席の傍に、一人の少女がふらふらとよろめきながら立っています。
夜美:雫ちゃーん!
遼子:あらぁん
八尋:イサリはEE猟犬の鼻を使って本人か確認しつつ、少女を保護しようと近づきます
GM:はい。では、間違いなく雫本人であるとわかります。
夜美:夜美は周囲を警戒しておきます
GM:雫はイサリに気付くとほっとしたように笑みを浮かべました。しかし、すぐに苦しそうに目を伏せます
八尋:お互い自己紹介したと思うので「雫ちゃん!」 と声をかけます
瑞希:判断しかねるので夏野さんに倣って周囲を警戒してみる
雫:「……八尋さん……だめ、逃げて」
GM:遼子さんはどうしてます?
遼子:雫の様子を見ながら、すぐに戦闘に入れるように構えてます
GM:OK。では警戒しているとした三人、知覚判定お願いします。難易度は伏せます。
瑞希:浸食ボーナスは二つか……達成値18。
遼子:1dかぁ……いや侵食値ボーナスついて3? 達成値は8。
夜美:達成値9です。
GM:いいでしょう。では瑞希ちゃんのみ、雫の背後からかまいたちのような攻撃が襲ってくるのを知覚します
GM:凄まじい殺気、おそらく雫を狙って攻撃を仕掛けようとしています。なんらかのエフェクトで妨害が出来ます。演出ですので浸食率の上昇は要りません。
瑞希:背後か
GM:ちなみに難易度は15だった。素晴らしい。
夜美:たっか!
瑞希:え、どうしよう、醜い音しか出せないから……衝撃波を背後に飛ばして防ぐことしかできない!
遼子:たっけぇ
瑞希:瑞希えらい
GM:では、衝撃波によって、攻撃が弾かれます。攻撃が返ったか、背後で人のうめき声がし、雫が衝撃波の余波を受け、前に倒れ込みました。
八尋:八尋は雫をキャッチします。
GM:ですよね!わかってる!ありがとう!
夜美:「誰!?」
遼子:「! 誰か居る……!?」
GM:では、攻撃した人物がゆっくりと姿を現します
瑞希:「誰が攻撃を……!?」
GM:雫の背後から現れた背の高い女性に、あなたたちは見覚えがあります。
GM:さっきまでステージに立っていた少女のうちの一人――Floweryのリーダー、アオイです。
瑞希:お前かああああああああああああ
夜美:アオイさあああああああああああああああん
瑞希:「あ、アオイ……さん!?」
遼子:「【音域の女王】……」
アオイ:「……邪魔をしないで。あなたたちに用はないわ」
GM:アオイは冷たい口調で言って、雫を睨み付けています
八尋:イサリは腕の中にいる、雫ちゃんの様子を確認しています
GM:雫は非常に怯えているようです。同時に具合も悪そう。
瑞希:「なっ、あ……え?」完全に思考停止
GM:では、アオイは「あなたが止めたの?」つい、と瑞希を見ます
瑞希:「え、はっ、はい!」つい勢いよく返事をする
アオイ:「そう。余計なことをしてくれたわ」
瑞希:ビクリ、と体が跳ねます
八尋:「敷籠さん大丈夫だ、落ち着いて」と声をかけます
夜美:「そこの女子に用があるというわけ?理由を聞かせてもらえるかしら」
勇利八尋:夜美さんに言ってもらえたので八尋は黙る。
アオイ:「理由を話す義理も、暇もない」と、対話はばっさり切られます
夜美:わあ
遼子:またか、と舌打ちします
遼子:「悪いんだけど、こっちはその問答無用で一回やらかしててね、事情を聞く前からハイそうですかと通せないのよ」
瑞希:ようやく少し状況が理解できてきたけど、冷静になるほどつらくなってくるねこれは
夜美:「……ならその貴重な時間を使ってどうするのかしら。そこの女子を殺すの?それがあなたの目的?」
遼子:「アンタがこの子を狙ってるって事は、この子がこの騒ぎをしでかした……とでも?」
GM:アオイは総無視します。アオイは黙って腕を上げ、また攻撃を仕掛けようとしています。
GM:辺りのレネゲイドがざわりと蠢き、まるで一つの生命のように波打つ感覚が襲います。
夜美:攻撃が来るのがわかってるならかばえるよね
GM:いえ、かばうには及びません
夜美:お
遼子:む
アオイ:「……本当に、UGN。昔からお前たちは群れるのが好きね」
GM:アオイは腕を降ろし、呆れたようにため息をつき、さっと身をひるがえして逃走します
GM:エネミーエフェクト「瞬間退場」です。
【瞬間退場】
敵NPCだけが使えるエネミーエフェクト。
そのシーンから即座に退場することが出来る。
PCたちはこのエフェクトを使用したNPCを追跡することが出来ない。
瑞希:「あ、アオイさん!」泣きそうになりながらようやくそれだけ叫ぶ
夜美:ちっ追いかけられねえな
八尋:残念
GM:後ろの方が騒がしくなりました。おそらくUGNの増援が来たのでしょう。
遼子:「……不利を悟って逃げた?にしては……」
夜美:「あのものいい、元FHというのは間違いなさそうね」
八尋:「そうですね」 夜美に応じて考え込みます
GM:では、UGNの増援と救護班が到着します。
遼子:ちらっと雫の様子を伺います
GM:雫は混乱と恐怖も極まったのか、ぽろぽろと涙を零しています
八尋:救護班に、逃げ遅れた少女であること、倒れる前に意味深な事を言っていたので面会できるまで回復したら連絡が欲しいことを伝えます
GM:了解しました
雫:「……嘘だよ、こんなの……せっかく、Floweryに会えたのに……」
八尋:「今はゆっくり休んで、雫ちゃん」
八尋:イサリは、今踏み込んだことを質問するのは負担になると判断します
GM:わかりました。では、雫は救護班に運ばれて治療を受けることになります
GM:これ以降、何もなければ一度シーンを切りますが、大丈夫でしょうか?
遼子:おk
瑞希:おkです
八尋:おkです
夜美:おk
瑞希:ただここからの瑞希個人の立ち回りが重要すぎて怖い
GM:いやぁーさっき瑞希ちゃんだけ成功してすっごいおいしいわぁGM的にニヤニヤしたわぁ
夜美:確かにおいしかったんw
八尋:本当そうでしたね
瑞希:あれ失敗したらどうなってたんだろ
GM:ききたい?
遼子:嫌な予感しかしない
本来はここで「知覚判定に失敗していたらどうなるか」の話がありましたが、諸事情によりカットさせていただきます。
詳しくは今後更新予定の「一度だけの恋なら-リバイバル-」をご覧ください!(宣伝)
夜美:……それが難易度15だと……
GM:まあこの後わかることですが、それだけじゃ終わりませんけどね
八尋:イサリがトラウマを回避できましたね