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MP1・後半【僕らの戦場】

日時:2017年10月20日~11月5日
セッションツール: どどんとふ
GM:もにゃ

遼子:さーて
瑞希:何が来るか
夜美:我々は向かえないのだろうなあ
GM:うむ。調査=1ラウンドとして、管理室に行った人だけは即座に向かうことで空調管理室にいける仕組みです。
GM:逆に言えば、「次のラウンド」には間に合います。
夜美:了解。では1ラウンド待って差し上げましょう(上から
GM:では、二人は空調管理室の入口のでばったりかな
八尋:「石倉さん、『運送業者』が空調管理室に入った記録があった」
遼子:「八尋ちゃん、そのサイリウム準備オッケー?此処は臭そうよ」
八尋:「いつでも。」イージーエフェクト・ウサギの耳で中野様子を窺えますか
GM:いいでしょう。では、中からは物音がします。人がいるのは間違いなさそうですが、多分人数は一人。何か機械をいじっているような、かちゃかちゃという音がします。
八尋:石倉さんにそのことを伝え、そっとドアを開けるジェスチャーをします
遼子:「(オッケー)」
GM:では、お二人のタイミングで突入どうぞ
八尋:はい、ドアを開けます
夜美:いったれー!
GM:あなたが空調管理室に入ると、そこには先客がいるようでした。先客は青年です。運送会社を思わせるような動きやすい恰好に、キャップを目深にかぶっています。
GM:奥にある空調設備をいじっているようで、カチャカチャと音がしています。
八尋:警告なしで取り押さえるべく接近します。
遼子:八尋ちゃん行動が早い
夜美:プロだあ
GM:取り押さえるなら肉体で対決ですかね。まずはマジクさんどうぞ。
八尋:2dx → 8
GM:結果は8ですね。では、謎の青年はこれを目標値として対決ロール。
GM:1dx → 7
夜美:1ダイスや。
GM:では、青年は取り押さえられる直前、あなたの気配に気づき振り向きました。しかし、ギリギリまであなたの動きに気付かなかったせいで、間合いを詰められて焦った様子です。
謎の青年:「! なんでライブ中にここに人が……」
GM:明らかに狼狽えて、帽子をさらに深くかぶりなおしました。
八尋:とりあえず猟犬の鼻、で匂いを覚えました
GM:了解です。ではこの人は初対面ってことはわかりますね。
八尋:なるほど。
謎の青年:「……仕方ない。眠っててもらう!」
GM:そう言って、青年はワーディングをはりました。この部屋を覆うくらいの小さなものですが、オーヴァードにはそれがわかります。
夜美:オーヴァードやん!
GM:辺りの音が一瞬遠くなり、廊下などで人が倒れる気配がしました。が、オーヴァードであるあなたには効果がありません。
遼子:「ちょーっと、眠るには騒がし過ぎるわねー?」にやりと笑い、同じくワーディングを貼ります
謎の青年「……まさか、オーヴァード!?」
夜美:それ張られたら私たちにもわかるな。次ラウンドで駆け付けられる。
GM:はい。次のラウンドには夜美、瑞希も駆けつけられます。
瑞希:二人どころかR詰め所からもわらわら来そうだ
GM:包囲はしてくれるとおもう
遼子:出方が分からないけど、このままドンパチもありえそう…
夜美:これは戦いの気配
遼子:「こんな時間にこんな場所でお仕事だなんて精が出るわね、どう?一緒にライブ見てかない?」
八尋:向こうが先にワーディングを張った時点で、ほぼ敵とみなして戦闘態勢になった感じで。
GM:OKです。では、青年は帽子のつばを押さえて、戦闘態勢に入りました
八尋:とはいえ、味方の可能性もまだあるので、即ぶっころすのはためらってしまいますね
GM:さあどうだろうな~~~って感じですね!
夜美:とどめを刺さなければおkだやっちまえー
八尋:許可が出たぞ~~
瑞希:大丈夫だ相手がオーヴァードなら殺しても死なん
遼子:そもそも誰がUGNの敵か味方かも分からないからね!!!
八尋:そうだ、死なないんだった
八尋:せっかくなので、自分のキャラの最大火力の感覚を掴みたいですねぇ

色々と物騒である。

GM:では戦闘へ入ります! 先ほど肉体判定で八尋さんが勝利したので、最初の戦闘の1ラウンド目、PL側に+5の命中固定をボーナスしますね。
遼子:ほほーう
八尋:あざす!
GM:謎の青年と遭遇して戦闘に入るところからでしたね。
遼子:テンション上がるぅ
夜美:わいらは1ラウンド経過してから合流可能だったね。それを察知できるかなあ?
GM:ワーディングが展開されているので、瑞希と夜美は問題なく察知できます
夜美:あ、しかも情報を同期してたか。それは察知できるな。
GM:ワーディングの外ではR担も駆けつけられるでしょう
GM:ただ、オーヴァードはいないので、踏み込めるのはプレイヤーのみとさせてください
八尋:委細承知
GM:次にエンゲージと立ち位置の設定ですが、直前にイサリさんが青年を取り押さえるという場面だったので、イサリさんと青年はエンゲージ。
遼子さんは指定がなかったので、エンゲージ離して5m離れたところに。
GM:ちなみにエンゲージ状態というのは、一歩踏み込めば相手に手が届く程度の距離、を表します
GM:最初はセットアッププロセスです。タイミング:セットアッププロセスのエフェクトが使用可能です。
GM:イサリさんはすでに光の銃を使ってますから、ここで再度使う必要はありません。浸食率も上げて頂いてますしね。
八尋:サイリウム(物理)
夜美:セットアップで武器を作れるのは珍しくて強いよね
GM:イニシアチブの数値が高い順に行動です。
次のラウンドで瑞希と夜美も入りますから、分かりやすいようにもう追加しちゃってます。1ラウンド目はお二人は参加出来ないので気を付けてくださいね。
夜美:敵はやぁい
遼子:けど、八尋くんがもっと早いのか…ふむふむ
GM:そうですね! エンジェルハィロゥの強みの一つです!
GM:初期値でエンジェルハィロゥピュアより早くなる方法はほとんどありませんし。

例外はありますが、エンジェルハィロゥのピュアブリードは「感覚」の値が高いため、行動値が早くなりやすいです。

八尋:あまり肉体派ではないパラメータだと思うのですが、シンドロームの恩恵ですかね
遼子:ではセットアッププロセスで力場の形成を八尋くんに使います
遼子:「八尋ちゃん! 私のはちょっとここだと小回りが利かないから、お願いねー!」
八尋:(小さくうなずく)
瑞希:実はダブルクロスの行動値は感覚依存なんですよ
夜美:そうそう、意外なことに!あとはちょっとだけ精神
八尋:おぉ意外ですね
GM:ではイニシアチブ順に行動です。まずは八尋さんの手番です。マイナーアクションとメジャーアクションを一回ずつ行うことができます。
八尋:ではメジャーアクションで、射撃+小さな塵を??? に行います。
GM:コンセントレイトは使用せずでOKですか?
八尋:とりあえず無しで試させてください
GM:了解しました。
夜美:確かに敵か味方かもわからないのに(怪しいけど)いきなり全力攻撃は禁物だな
八尋:6dx+2 → 21
夜美:まわってるう!
GM:くくくくりてぃかるしてるじゃん
遼子:いえー!
GM:では、この達成値を目標にして、???が回避を試みます
???:1dx → 8
GM:はい、失敗
夜美:1dわらうわ
GM:ハハハ
遼子:さーて?
GM:命中しますので、イサリさんはダメージを出してもらいます。ダメージロールをどうぞ!
八尋:3d10+9 → 29
夜美:10と9!? 9は固定値か!
GM:えーえー、えーと。
八尋:もしや 死 ではw
GM:死ですね!!!! ハイハイ処理しますよ~!!! みんな騒がないで~~~~ダブルクロスではよくあることだよ~~~~!!!

一回死んだくらいで慌てなくても大丈夫。そう、ダブルクロスならね!

八尋:えっ イサリ君つよい?
瑞希:小さな塵で小突いただけなのにいいダメージ出た!
遼子:ばっきゅーん☆
夜美:人が死ぬことなんてよくあることなんですよ。バスが炎上したり時間がループしたり隕石振ってきたりもよくあることなんですよ
瑞希:八尋さん、キャラシをチョロっと見ましたけど、かなり強そうです
八尋:強キャラこそ全て
遼子:「八尋ちゃん、やーるじゃなーい!」
GM:では先に描写を。八尋さんが手にした光の銃から非常に精密な動きで弾丸が走り、青年を狙います。青年は避けようとしますが、その軌道すらも読み切り、弾丸は青年の頭部に命中しました。
八尋:(やりすぎたか)
夜美:ヘッドショーット!
瑞希:あ た ま
遼子:ヘッドショットぉ!!?
夜美:いやーリザレクトするでしょ大丈夫大丈夫
GM:続けますね。悲鳴を上げる暇もなく、青年の体は大きく傾ぎ、青年がかぶっていたキャップがふわりと外れます。
GM:しかし青年は倒れることはなく、その傷は瞬く間に治癒しました。???がリザレクトします。
???:1d10 → 1
夜美:奏太くん! 奏太くんやないか!
???:「……強い……! ジャームや暴走オーヴァ―ドってわけじゃなさそうだ」
瑞希:あっ
夜美:きみここででてくるんか
GM:では続けますよ!続いて???の手番です。
GM:???は「サイレンの魔女」「光の手」で二人を同時に攻撃します
夜美:やばいーーーーー
遼子:おおっと、倒して幕切れじゃない
???:5dx+1 → 15
GM:はい。ではお二人はリアクションをお願いします
夜美:「サイレンの魔女」はシーン攻撃といってそのシーンに存在するすべてに命中する攻撃なので二人とも避けよう。装甲値は無効だけど、ガードは可能。
八尋:回避します 2dx+2 → 11
遼子:では防御します
夜美:八尋さんおしい!!!
GM:???の判定結果がイサリさんの判定結果を上回ったので、八尋さんには命中。遼子さんは回避を放棄して防御を選択しているので、このままダメージを出します
GM:2d10+6 → 10
GM:お二人に10ずつのダメージ。ここからガード値を引いて食らってください。サイレンの魔女は装甲無視の攻撃なので、装甲値はひかないでくださいね。
八尋:ダメージの軽さ……優しさ
瑞希:もにゃさん……GMだと相変わらずだね……
GM:なりへいさん……一緒に泣いてくれるか……
瑞希:おいしい!!(PL並感)
GM:ちくしょう!!!!!!
夜美:裏切り(ダブルクロス)。
GM:遼子さんは回避放棄のガード選択なんで、ガード値あったら引いてください!
遼子:じゃあコート分の+2かな?
GM:では8ダメージですね……
GM:ちーん。ひとけた……さっきのイサリさんの初撃が効いてますね!!!!
瑞希:ダブクロで一桁ダメージって逆にすごいと思う
GM:これで???の手番は終了。遼子さんの手番になります
遼子:ではメジャーで雨粒の矢を
夜美:おっこちらもまけじとシーン攻撃
遼子:と言うかこれしか得物がなくってな!
GM:大地の加護は使わない方向ですね。では3dx+6で判定どうぞ
遼子:3dx+6 → 15
夜美:やじゃるん
GM:回避!回避! ……奇跡が起こらんと無理やな!
GM:命中です。ダメージお願いします、2d10+10ですね。
遼子:2d10+10 → 18
夜美:いいねえ。そして固定値が鬼!
八尋:固定値10つよい
遼子:「申し訳ないんだけど、ここで逃がしてあげるわけにはいかないんだよねー…君、怪し過ぎるぜ」
GM:空気中の水分が一瞬にして凍り付く。オルクスの因子が水を支配し、即席の弾丸となって降り注いだ!
夜美:かっこいー!
GM:???が倒れ、またリザレクト。
夜美:往生際が悪い
遼子:うむむむむ……取り敢えず1周してからか……?
???:「オルクスと、エンジェルハィロウ、かな……?はは、エージェントか、運がないな!」
GM:では全員の行動が終わりましたので、クリンナップです。バステなどをここで解除することがありますが、今回はなしですのでそのまま次のラウンドへ!
夜美:かけつけますよーん。ドアの前で瑞希ちゃんと合流できるかな?
瑞希:夜美さんに制される形で一緒に扉前に待機してよう
GM:登場する方は浸食率上昇をお願いしますね
夜美:先に振っときます。……低い!!! もっと! 上がって!!!
瑞希:そしてこっちはいつにもまして登場浸食が走る走る
瑞希:一回、???と話し合ってみるっていう選択肢ないかな?
GM:会話等が必要な場合、メジャーアクションを消費すれば認めます
遼子:ふむ
八尋:警告を出したい感じはありますね
GM:攻撃をしたいけど対話もしたい、という場合は、攻撃能力が高いひとが手番を遅らせ、社会の高い人が先に行動して会話、というのもOKですよ
GM:ただし、一旦行動を遅らせると選択したら、手番は一番最後になります。
夜美:「今、空調室の扉の前に来たわ。状況を教えなさい」声なき声で語りかけたいです。自分も持ってるので。
遼子:「夜美ちゃーん!正体不明のイケメンと交戦中!配管に何かしてたから話しかけたらいきなりワーディングよ!?」
夜美:「そう。ご苦労様。相手はひとり?」
八尋:「オーヴァード1と交戦中、対象は瀕死。相手は抵抗中なので気をつけてください」
夜美:「わかった。けれど一人なら問題ないと判断する。踏み込むわ。行きましょう瑞希。サポートは任せなさい」
瑞希:「あっ、は、はい!」
瑞希:(戦闘か……やっぱりこうなるよね)
夜美:扉を開けます!
GM:立ち位置は、遼子さんに二人がエンゲージって感じで大丈夫ですかね?
瑞希:位置的にそうなりますかね
夜美:私は問題ないです。むしろカバーリングしたいんで誰かにエンゲージしておきたい
夜美:幸い奏太くんはシーン攻撃できる人だからだれに寄り添ってても死ねそうだし安心だね☆
遼子:ヒィ
瑞希:火力はサイレンだけだと出ないから大丈夫。なんか色々付け足されたら死ぬ
夜美:さっさとリザレクトして80超えないと…
瑞希:ジェネシフトしてもいいのよきりぅさん
夜美:それで10,10とかでたらやだもん…最終手段…
夜美:GM、説得して事情を聴きたいんですが、判定は必要ですか
GM:可能です。メジャーアクションを消費すれば、判定すら必要ありません
夜美:だってよ☆!
GM:特に暴走しているわけでも、精神的に不安定でもない普通のオーヴァードですからね。
夜美:これは次ターンでイサリさんがチャレンジすればいい感じかもね!
遼子:ホントは1発目で話し合いたかったけど、もういきなりドンパチ始まったしね!
八尋:ですね! 手番を遅らせると一回攻撃をくらってしまいますしね
夜美:しゃーない、相手もワーディング張っちゃったから
遼子:それ。
瑞希:そりゃあ、ワーディング張れば一般人は無力化できるからね、一番穏便な手だ
GM:お互いに急なエンカウントでしたしね。気になるなら、「なんでいきなりワーディングはっちゃったの!」って聞いてみても構いませんよ。
夜美:よし、イサリさんファイトだ!
遼子:レッツ主人公
GM:ではイサリさんのメジャー行きましょう
八尋:説得して戦闘行動を中止するよう呼びかけます
八尋:「抵抗を止めろ、後から来た二人はもっと強い」
GM:では、青年は遅れてきた女性陣を見てちょっとびくっとします
夜美:「あら。持ち上げてくれる。でも、もしかするとそれほどでもあるかもしれないわね」
夜美:意味深に乗ります(非戦闘員
八尋:バレなきゃええんや
瑞希:「いや、あの……」しどろもどろ。ごめんね演技力なくて!
夜美:瑞希ちゃんはかわいいから許せる

等身大の女の子で可愛らしい瑞希ちゃんである。
実戦経験少なめなエージェントだったら、いきなり演技は難しいですよね。
逆に、夜美ちゃんは疑似社交界とかで演技力(ポーカーフェイス)も磨けてそうで、差があって面白い。
お二人とも、実にロールが細かくて素晴らしい。

???:「……ここで何をする気だ。君たちはFHか?」
GM:とりあえず、???は戦闘態勢を解きます。
八尋:FHがどっちの勢力か忘れたにわかなので少々お待ちを
夜美:誤解を恐れず言うなら、今回は悪いやつら=FH 悪くないやつら=UGN
遼子:そしてうちはUNGのエージェント御一行

GMがフォローする前にPL同士でフォローし合ってくれるプレイヤーさんたち。
めちゃくちゃ優秀。とても助かる。
こういうこまやかな助け合いのおかげで、毎回のセッションが楽しいのですよね。
いや本当にPLさんに恵まれてありがたい。

八尋:ごめんなさい、助かります! 正直に答えます「UGNだ」。
???:「UGN? じゃあ、君たちが正規の調査員?」
GM:???は、あれ?って顔をしますが、同時にあちゃーみたいな顔もします
八尋:身内なのではなかろうか
夜美:まあ身内ぽいよねえ
瑞希:我らの予想が正しければ身内だろうね
八尋:「まさかそちらもUGN?」
???:「そのまさかだ。わかった。抵抗はしない。君たちがUGNならこの空調設備を……」
GM:と言いかけたところで、不意に音楽が止みます
遼子:げぇ
八尋:やばそう
GM:あなたたちは突然の異音を聞き取りました。空調設備室――会場内のエアコンから。
夜美:「…なに?」
GM:エアコンが音を立てその風速を上げ、猛然と動き始めます。
瑞希:「なに、この音……?」
GM:直後、バックヤードに加工されたらしい音声が響きました。声は男性とも女性とも判別は出来ませんが、非常に楽しそうな口調であなたたちに語りかけます。
加工された声:「……UGNの皆様。本日はお忙しい中、Floweryのラストライブへようこそ!」
加工された声:「会場内のエアコンは全部、レネゲイドウィルスを散布する装置に変えてあります。会場内のエアコンからは、今からレネゲイドウィルスをたっぷりと含んだ風をお届けしましょう」
遼子:「……ちっ、最悪のパターンの方か……」
加工された声:「さあ、何人がオーヴァードになって残るのか。はたまたジャームになってしまうのか」
加工された声:「それでは。最高にスリリングでエキサイティングなライブをお楽しみください。あはは!」
GM:そこで音声は途切れます。
瑞希:「っ! あなたは誰!?Floweryとは無関係なの!?」
夜美:「無駄よ。一方的に声を届けているだけだわ」
GM:一応用語解説をしておきますね。


【一般人がオーヴァード(超能力者)になる過程】
一般人がレネゲイドウィルスというウィルスに感染すると、細胞がウィルスに変化させられて、超能力者になる。
このウィルスは、全世界の人口の八割くらいが潜在的に感染しているとされ、きっかけさえあればだれでも発症すると言われている。
きっかけは「高濃度のレネゲイドを浴びて感染する」「極度の緊張状態に置かれる」「死にかける(死ぬ)」など様々。
このきっかけが、PLのライフパス「覚醒」にあたる。

覚醒を経て、一般人はオーヴァードかジャームのどちらかになる。
発症の際は、耐えがたい激痛と自我を失うほどの精神的ショックがあるとされ、
このときのショックで、覚醒した人間のおよそ5~6割はジャーム化するといわれている。


GM:つまり、プレイヤーの皆さんは、この確率五分より尚悪い世界を運よく生き残り、オーヴァードになったということですね
GM:というのを踏まえて現在の状況を整理して頂いて、続きをやりたいと思います。質問とかあれば随時お答えします。

このタイミングで、PC1、八尋さんにだけ、GMから以下のようなチャットをお送りしました。

GM:PC1にだけ聞こえる音声で、何者かが語り掛けます。先ほどの声、それと正面の青年とも、違う声です。
???:「……聞こえるわね、UGN。今からあなたがすべきことを言うわ」
???:「観客を逃がして。なるべく多くを、なるべく無事に。こちらかも出来ることはする。でも勘違いしないで。あなたたちのためではないから」
???:「ライブは終わらせない。少なくとも、みんなが逃げ切るまでは――私たちは歌い続ける」
GM:そう言って、声はまたしても一方的に途切れます

夜美:さて、行動を起こさねばな。とりあえず報告からだ。椿さんに報告!
遼子:送風機を今から止めるのは……もう動いてしまったよなぁ。となると次に止めるべきは
八尋:八尋としては、ウィルス散布がハッタリの可能性もあるので、会場がパニックにならないように誘導なり落ち着かせたいです
GM:モニターを見る限り、まだ目立った混乱は起こっていないようですね。今ならまだ間に合いそうです。
八尋:「観客を避難させよう。椿さん、イベンターなりに頼めるだろうか」
GM:では、椿が応答します
夜美:あ、観客を誘導するならひとつ提案があるのですがよろしいです?
GM:どうぞ。椿とは通信繋がってます
夜美:ここは空調管理室で、ここからウィルスはもうばらまかれてるから仕方ないけど
夜美:なら、ここから別のものもばらまけるよね
GM:ほう。具体的には?
夜美:たとえば私の「快楽の香気」。エキストラならある程度操作できるから、これでスムーズに観客を避難誘導させられないだろうか
GM:おお、素晴らしい提案
遼子:おお
瑞希:賢い……!
八尋:素晴らしい

発想が相変わらず玄人なのですよねきりぅさん。
このEEの使用提案は素晴らしかったです。
キャラも立ってますし、エフェクトの効果としても妥当、理由もしっかりしていて受け入れやすい。

GM:認めましょう。EE快楽の香気、使用OKです
夜美:ありがとうございます!よし、では空調管理のパネルを操作して、通気口に向かって髪をかきあげます。シャンプーのCMみたいに
八尋:脳内で絵が浮かんだ
GM:サラァ
遼子:ファサッ
夜美:すると人心操作のフェロモンが風に乗って観客に降り注ぎます
GM:では、よほどの興奮状態でない限り、観客は素直に出口に向かい始めます。
夜美:よかった
GM:では椿から通信入ります
椿:「聞こえている? 今からテロ発生時の対処に入るわ。全員、今からアリーナに戻って! 状況は移動しながら説明するわ!」
夜美:「了解したわ」
瑞希:「分かりました、すぐ戻ります!」
椿:「まずは状況把握から。現在、アリーナの空調設備に原因不明の異常が発生。会場内に高濃度のレネゲイドウィルスが流れ込んでいる。【万癒の鞘エクスカリバー】のエフェクトがあるとはいえ、早く観客とスタッフを避難させないと、少なからずオーヴァードになるか、最悪、ジャームになる」
夜美:コードネーム読んでもらえたえへへへへ
GM:作戦中だからね!
遼子:「オーケー…予想してたつもりだったけど、少し悔しいものがあるわね……」
椿:「レネゲイドウィルス発生原因への対処は、UGNから専門家を向かわせている。避難誘導は警察のR担へ指示を出すわ。キミたちの任務は、覚醒して暴走している観客の鎮圧よ」
椿:「全力で対処に当たるけど……正直、混乱は避けられないでしょうね。この状況でFloweryがライブを続行するわけもない。歌が止まれば、絶対に異変には気付かれる」
瑞希:あれ、まだライブは続いてる状態?
遼子:ライブは止まってないの!?
GM:はい、アリーナに近づけばわかりますが、まだライブは続いています
八尋「……おそらく彼女らの内の一人だと思いますが、歌い続けると私に言ってきました」
夜美:「なんて無謀なの。会場に長くいれば、それだけ発症の危険性があがるっていうのに……」

一人だけ状況を知っている八尋さんが一言入れてくれて嬉しかったです。
意味深!主人公!(こだわり)

椿:「……後程、その声については詳しい報告をお願い。それと、そこの不良エージェントも連れて行って。聞こえているわね、【無音の奏者ロストアリア】」
夜美:不良エージェント
瑞希:やっぱりか、てか不良ですか
無音の奏者:「……どうやら争っている場合じゃないみたいだ。とにかく観客のみんなを助けよう。それにしても不良って、玉野さん」
遼子:「んーと?椿ちゃんの知り合いって言うかエージェントって事はUGN?まーじぃ?」
奏太:「はい、誤解させてすみません。UGN日本支部所属【無音の奏者ロストアリア】。神谷奏太です。ちょっと理由があって、独断で潜入していました」
八尋:「味方に銃を向けてすまない、手を貸してくれないか」奏太君に手を差し出します
八尋:銃(サイリウム)
GM:そうえばサイリウムだったwwwでは、奏太はにっこりと笑って首を横に振ります。
奏太:「いや、あの状況では君が正しい。恥じることはないよ。もちろん協力する」
夜美:「……呆れた。さっきまで戦っていた相手だというのに。まあ嫌いではないけれど」
遼子:「不良のカナちゃん、理由をのべよ」
奏太:「はは、えーとそうですね……ちょっと、昔の女性に未練があって、かな。なんて」冗談めかして笑います
瑞希:昔の女性
夜美:誰ですかね(いっぱいいる
GM:はははは
八尋:意味深
遼子:「お?まじ?ここで恋バナ??お姉さん若返っちゃうよ???」
八尋:(イサリとしてはアヤメのこと??)とちょっと気になっています

お兄ちゃん!!!!視線が痛い!!!w

GM:奏太のステータスを公開しておきますね。参考にどうぞ。ここから味方NPC扱いになります。
瑞希:「あの、もう行ったほうがいいですよね、少しでも被害が出る前に急ぎましょう!」
八尋:「行きましょう」
夜美:「瑞希の言うとおりだわ。さっさと行くわよ遼子」首根っこをひっつかみます
遼子:「んもー、分かってるわよぉぉぉぉぉぉ」ずるずる
夜美:女子三人いいトリオ
GM:では、アリーナに出るとシーンが変わりますよ~

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